専門医コラムMedical specialist columu
- 医学博士/TAAC最高顧問
- 赤坂AAクリニック 院長
- Dr. 森 吉臣(もり よしおか)
- ❍ 医療法人社団健若会 理事長
- ❍ 獨協医科大学 名誉教授
- ❍ NPO法人日本AAメディカル(抗加齢医療)協会 理事長
- ❍ 日本臨床抗老化医学会 認定医
- ❍ 国際個別化医療学会幹事
- ❍ キレーション療法 認定医
- ❍ 高濃度ビタミンC療法 専門医
- ❍ 細胞機能研究所 所長
- ❍ 点滴療法研究会 ボードメンバー
- ❍ 血液クレンジング普及会 会長
- ❍ 日本オゾン療法研究会 会長
- 経歴
- 1943年 神奈川県生まれ。
- 1972年 日本大学大学院医学研究科卒
- 1975年 追浜中央病院内科 皮膚科勤務
- 1980年 米国カリフォルニア大学医学部付属病院腎研究室勤務
- 1982年 日本大学医学部付属板橋病院病理科勤務
- 1984年 獨協医科大学越谷病院 病理科勤務
- 1998年 獨協医科大学越谷病院副院長
- 2005年 赤坂アンチエイジングクリニック開院
- 2009年 赤坂AAクリニック開院
- 2012年 医療法人社団健若会理事長就任
2015年4月に日本の医療業界に特別貢献した方として「東久邇宮記念賞」を授与されました。
学会などで触れる医学が、年々進歩していることは間違い無いのですが、それなら何故不幸な病気は減らないで、むしろ増えているのでしょう?と森吉臣先生が語った・・・
これは私が50歳の誕生日を過ぎた頃、人生の後半に入り、老化、病気、定年などが頭をよぎった時に感じた単純な疑問でした。その時、医療制度の中に予防医療が無いことに気づきました。最先端医学を、病気予防の方に向けて応用していくべきだと感じたのです。ちょうど、その頃に米国で予防医療としてのアンチエイジングが始まっていることを知りました。大学を辞してでもやる価値があると思ったのです。
日本では癌と診断される人が2人に1人の時代になっています。積極的な予防医療を専門としている私が、具体的に癌の予防を目指すのは当然のことです。それは癌の治療にもなるものです。癌に対する抗癌剤や放射線治療の副作用で苦しむ人を見て、副作用のない、人にやさしい医療は無いかと考えて、巡り合ったのが統合医療です。患者に優しく、そして効果のある医療を、西洋医学、東洋医学を問わずに取り入れるのです。 何よりも私自身が癌になった時にどんな治療を望むかと自問自答した時に、この統合医療しかないと考えたのです。良く誤解されるのですが、西洋医療を否定しているのではありません、むしろ西洋医療が中心の医療です。